2023年03月06日
これからのことは
グランフォニックの練習に復帰して約半年、
ようやくコロナ前のペースでの練習参加に戻ってきました。
演奏会もあと半年となり、個人的にはずいぶん遅れているので、
少しずつペースを上げたいところです。
ワンステージメンバーの人たちも参加し始めました。
思えば自分もワンステージメンバーとして参加したのがきっかけでした。
歌っていく中で、「ここで歌いたい」と思ってもらえればと思います。
そんな折、最近は男声合唱の活動への考え方も選択しなければならないと思い始めました。
これまでは男声に参加する若手を増やし、自分が歳をとっても続けられるよう
団の選曲を提言したり、男フェス内でも男声の受け皿作りに重きを置いた発言をしていましたが、
そうではなく、「今のメンバーで歌える有限の時間をどのようにするか」という方向に
シフトするべきか、いや、シフトせざるを得ないのではと思わされています。
簡単にとても悪く言うと「諦めましょう」ということです(笑)
あと10年経った時、グランフォニックはおろか、愛知県のほぼ全ての男声が消えてしまう可能性があります。
人の命は有限ですので、仕方がありません。
であれば若い人を、という話になるのですが、
若い人の反応というのは「へーなんか難しそうだね」で終わってしまう。
そういうイメージができてしまえば、二度とその門は叩かれないでしょう。
以前にも述べたかもしれませんが、「若い人が忙しい」というのは言い訳です。
ただ参加しない口実を都合よく作っているだけです。
そのような体制になってしまったことは、今さらどうにもなりません。
であれば、ご老体に鞭打って若手のためになるようなことではなく、
自分たちの歌い手キャリアを全うしてもらうように進めて、
団員の減少とともに最期を迎えるので良いのではないでしょうか。
個人的にこの選択は屈辱に似た感情を覚えますが、
それであと10年楽しく歌えれば良いのではとも思うのです。
ちなみに若手って言っても私は40代なわけで、既に自分の文化が古くなっているわけだが(笑)
ようやくコロナ前のペースでの練習参加に戻ってきました。
演奏会もあと半年となり、個人的にはずいぶん遅れているので、
少しずつペースを上げたいところです。
ワンステージメンバーの人たちも参加し始めました。
思えば自分もワンステージメンバーとして参加したのがきっかけでした。
歌っていく中で、「ここで歌いたい」と思ってもらえればと思います。
そんな折、最近は男声合唱の活動への考え方も選択しなければならないと思い始めました。
これまでは男声に参加する若手を増やし、自分が歳をとっても続けられるよう
団の選曲を提言したり、男フェス内でも男声の受け皿作りに重きを置いた発言をしていましたが、
そうではなく、「今のメンバーで歌える有限の時間をどのようにするか」という方向に
シフトするべきか、いや、シフトせざるを得ないのではと思わされています。
簡単にとても悪く言うと「諦めましょう」ということです(笑)
あと10年経った時、グランフォニックはおろか、愛知県のほぼ全ての男声が消えてしまう可能性があります。
人の命は有限ですので、仕方がありません。
であれば若い人を、という話になるのですが、
若い人の反応というのは「へーなんか難しそうだね」で終わってしまう。
そういうイメージができてしまえば、二度とその門は叩かれないでしょう。
以前にも述べたかもしれませんが、「若い人が忙しい」というのは言い訳です。
ただ参加しない口実を都合よく作っているだけです。
そのような体制になってしまったことは、今さらどうにもなりません。
であれば、ご老体に鞭打って若手のためになるようなことではなく、
自分たちの歌い手キャリアを全うしてもらうように進めて、
団員の減少とともに最期を迎えるので良いのではないでしょうか。
個人的にこの選択は屈辱に似た感情を覚えますが、
それであと10年楽しく歌えれば良いのではとも思うのです。
ちなみに若手って言っても私は40代なわけで、既に自分の文化が古くなっているわけだが(笑)
2022年04月20日
見つけた
グランフォニックで練習する曲をマスターするために、
お江戸コラリアーずの動画を見漁ることが最近のトレンドです。
昨日自宅で仕事をしながら(在宅勤務ではないです、残業です(笑))、
適当に再生していたら、とても耳障りの良い曲が入ってきました。
信長貴富作曲の「くちびるに歌を」の1曲目、「白い雲」という曲でした。
文字で表現しづらいですが、異常なまでに自分の感性を刺激する曲です。
(お江戸コラリアーずの演奏のクオリティも影響していることに後に気づく)
なんとなく聴いたことがあるような、いつか同じように感動した記憶もあるような…
なんて思いながら終曲「くちびるに歌を」を聴きつつ思い出しました。
「同志社グリーの演奏会で聴いた気がする!」
と、残してある過去のパンフレットを開いてみたら、やはりありました。2013年でした。
その時もいい曲だと感じた記憶は確かにありました。
ただその日は最終ステージが「水のいのち」だったこともあり、
そっちにインパクトを持っていかれていました。
(何せそちらも浅井敬壹氏の指揮で、相当ハイレベルなものでした)
「白い雲」のドイツ語と日本語が混じったあの歌詞と曲の柔らかさがとにかく感動です。
とりあえず昨日だけで様々な音源を5回程度聴き、今日も10回ぐらい再生しています。
好きな曲には割と容易にハマりやすい性質ですが、
正直ここまで感動したのは珍しいです。
そんなわけで、即刻楽譜を買いました(笑)
明日届いたら勝手に音取して歌えるようになろう。
グランフォニックでもいつか取り上げてほしい曲ですね。
この曲の柔らかさを表現するのは、至難の業ではありますが…。
つまりグランフォニックの苦手分野じゃないか(笑)
つまりオレもうまく歌う自信は無い(笑)
お江戸コラリアーずの動画を見漁ることが最近のトレンドです。
昨日自宅で仕事をしながら(在宅勤務ではないです、残業です(笑))、
適当に再生していたら、とても耳障りの良い曲が入ってきました。
信長貴富作曲の「くちびるに歌を」の1曲目、「白い雲」という曲でした。
文字で表現しづらいですが、異常なまでに自分の感性を刺激する曲です。
(お江戸コラリアーずの演奏のクオリティも影響していることに後に気づく)
なんとなく聴いたことがあるような、いつか同じように感動した記憶もあるような…
なんて思いながら終曲「くちびるに歌を」を聴きつつ思い出しました。
「同志社グリーの演奏会で聴いた気がする!」
と、残してある過去のパンフレットを開いてみたら、やはりありました。2013年でした。
その時もいい曲だと感じた記憶は確かにありました。
ただその日は最終ステージが「水のいのち」だったこともあり、
そっちにインパクトを持っていかれていました。
(何せそちらも浅井敬壹氏の指揮で、相当ハイレベルなものでした)
「白い雲」のドイツ語と日本語が混じったあの歌詞と曲の柔らかさがとにかく感動です。
とりあえず昨日だけで様々な音源を5回程度聴き、今日も10回ぐらい再生しています。
好きな曲には割と容易にハマりやすい性質ですが、
正直ここまで感動したのは珍しいです。
そんなわけで、即刻楽譜を買いました(笑)
明日届いたら勝手に音取して歌えるようになろう。
グランフォニックでもいつか取り上げてほしい曲ですね。
この曲の柔らかさを表現するのは、至難の業ではありますが…。
つまりグランフォニックの苦手分野じゃないか(笑)
つまりオレもうまく歌う自信は無い(笑)
2022年03月15日
未来とは何か
タイトルに深い意味はありません。思いつかなかっただけです。
我々のように男声合唱をやっている人間で(特に愛知県界隈)、
共通言語のようにつぶやかれる悩み事
「若手が足りない」
これについて考察をまとめたので、書いてみようと思いました。
まず、結論から申し上げますと、
そうやってつぶやいている人間たちの責任です。
それだけでは身も蓋もないので、理由として説明は必要ですね(笑)
おそらくですが、男声合唱団の大半の人間は
「自分さえ良ければ良い、自分が終わればそれで合唱団は店じまいだ」
とは思っていないはずです。
少なくとも自分の後輩の健闘ぐらいは祈って引退する、ぐらいのスタンスの方が多いはずです。
であれば、先々のビジョンの共有をする必要があります。
まぁこれは合唱団活動だけに限らないことですが…。
ひとえに「若者の趣味の多様化」とか、「子育て世代は忙しい」と理由付けされることが多いですが、
これも半分事実ではあるものの、半分(もしくはそれ以上)は言い訳です。
若手を受け入れたい、と言っている割には、選曲や行事が「自分たち目線」だからです。
「若者の曲はわかりにくい・難しい」という単純な理由で
自分たちに都合のいい楽曲を選曲します。
そんな団に若手は興味も示さなければ、入団なんかもってのほかです。
自分の土俵で相手に相撲を取ってもらおうなんていうことが、おこがましいことです。
また、以前からも当ブログで散々言っているように、
素人にはわからないレベルの芸術性とやらを探求して、
それを客前で披露する、というのもありがちです。
お客さんは見ていてもポカーンです。
「よく聞くといい曲なんだよ!細かい芸術技巧が云々」なんて訴えても、
お客さんにとっては「演奏会1回限りしか聞く機会がない」のが現実です。
新人を勧誘する一番の機会は「演奏会」のお客さんです。
そのお客さんが「なんかよくわからんし難しい曲だな」と感じるのなら、
その団体に入団しようとは死んでも思わないでしょう。
知らないうちにこういった閉鎖的な所作をしている時点で、団に未来は無いでしょう。
「若手が~」と言うのであれば、自分たちが合わせる必要がある、
そういう時期に来ているのかな、と感じます。
そんな自分も40代に突入してますし、すっかり流行からは遠ざかりました。
今男声合唱で流行っているのが何なのかも皆目見当がつきません。
こうやって固まっていくのかなぁ、と感じています。
ちなみに・・・
勧誘する側の問題点を散々指摘しましたが、
勧誘される側の問題点も少なからずあります。
実際ほとんどの「勧誘対象」は大学合唱団を経験していて、
当然ながら4年次は「最上級生」となっていたわけです。
つまり頂点を経験していたわけですから、
そんな後にまた最下級生になりたくないっていう事情もあると思います。
個人的にはこの考え方は「器が小さい」としか思いませんが、
自分の好きなようにできないという不自由さを享受できないという気持ちは理解できます。
何にしても愛知県から学生男声合唱団が消えて約10年ほど経ちます。
このまま消えてしまうのか、正直わからんところですね。
自分で団を作ろうと思っても、日程を合わせる余裕も無いでしょうし、
運営するほどのバイタリティーも今は無いのが悲しいところです。
余裕ができる頃には、自分が定年世代になったときでしょうから(笑)
我々のように男声合唱をやっている人間で(特に愛知県界隈)、
共通言語のようにつぶやかれる悩み事
「若手が足りない」
これについて考察をまとめたので、書いてみようと思いました。
まず、結論から申し上げますと、
そうやってつぶやいている人間たちの責任です。
それだけでは身も蓋もないので、理由として説明は必要ですね(笑)
おそらくですが、男声合唱団の大半の人間は
「自分さえ良ければ良い、自分が終わればそれで合唱団は店じまいだ」
とは思っていないはずです。
少なくとも自分の後輩の健闘ぐらいは祈って引退する、ぐらいのスタンスの方が多いはずです。
であれば、先々のビジョンの共有をする必要があります。
まぁこれは合唱団活動だけに限らないことですが…。
ひとえに「若者の趣味の多様化」とか、「子育て世代は忙しい」と理由付けされることが多いですが、
これも半分事実ではあるものの、半分(もしくはそれ以上)は言い訳です。
若手を受け入れたい、と言っている割には、選曲や行事が「自分たち目線」だからです。
「若者の曲はわかりにくい・難しい」という単純な理由で
自分たちに都合のいい楽曲を選曲します。
そんな団に若手は興味も示さなければ、入団なんかもってのほかです。
自分の土俵で相手に相撲を取ってもらおうなんていうことが、おこがましいことです。
また、以前からも当ブログで散々言っているように、
素人にはわからないレベルの芸術性とやらを探求して、
それを客前で披露する、というのもありがちです。
お客さんは見ていてもポカーンです。
「よく聞くといい曲なんだよ!細かい芸術技巧が云々」なんて訴えても、
お客さんにとっては「演奏会1回限りしか聞く機会がない」のが現実です。
新人を勧誘する一番の機会は「演奏会」のお客さんです。
そのお客さんが「なんかよくわからんし難しい曲だな」と感じるのなら、
その団体に入団しようとは死んでも思わないでしょう。
知らないうちにこういった閉鎖的な所作をしている時点で、団に未来は無いでしょう。
「若手が~」と言うのであれば、自分たちが合わせる必要がある、
そういう時期に来ているのかな、と感じます。
そんな自分も40代に突入してますし、すっかり流行からは遠ざかりました。
今男声合唱で流行っているのが何なのかも皆目見当がつきません。
こうやって固まっていくのかなぁ、と感じています。
ちなみに・・・
勧誘する側の問題点を散々指摘しましたが、
勧誘される側の問題点も少なからずあります。
実際ほとんどの「勧誘対象」は大学合唱団を経験していて、
当然ながら4年次は「最上級生」となっていたわけです。
つまり頂点を経験していたわけですから、
そんな後にまた最下級生になりたくないっていう事情もあると思います。
個人的にはこの考え方は「器が小さい」としか思いませんが、
自分の好きなようにできないという不自由さを享受できないという気持ちは理解できます。
何にしても愛知県から学生男声合唱団が消えて約10年ほど経ちます。
このまま消えてしまうのか、正直わからんところですね。
自分で団を作ろうと思っても、日程を合わせる余裕も無いでしょうし、
運営するほどのバイタリティーも今は無いのが悲しいところです。
余裕ができる頃には、自分が定年世代になったときでしょうから(笑)